秘密戦隊ハカタの板物家電大研究

iPadのオプションレポート第2弾としてカメラ接続キットをレポートします。
送られてきた箱を開けるとタバコの箱のサイズの箱が入っていて（Apple Online Storeからは大きな箱で送られてきた^_^;)、
その中にはSDカード用のアダプターとUSB用のアダプターが入っていました。
小さいのはいいことなんですが、これiPadと一緒に持ち歩いた場合、絶対行方不明になりそうだな。
っていうか持ち出さなくても、既に行方不明になりかけてるし（単に部屋を整理すればすむことなんですがねぇ...）。
ケースにアクセサリーを入れるポケット付きとかも出てそうだね。

まずSDカード用のアダプターですが、基本これに挿さるのはデジタルカメラ用のSDカードと言うことになってます。
ということで、まずは基本的な使い方を調べるために、デジカメCannonIXY2000ISのSDカード(BUFFALO 2G Class4)を挿してみました。

ガチャっとiPadのDocコネクタに差し込むと（電源はONのままでもOK）、SDカードの中身（Jpeg、AVIファイル）がサムネイル状態で一覧表示されます。
おお、この表示の演出とかはWindowsとかには無い世界だよなぁ。
しかし、このサムネイルの画像結構小さいんだけど、この状態でサムネイルを大きくしたり、選択して拡大することはできません。
サムネイルをタップしてチェックマーク（青）をつけて、読み込むボタンをタップするか、
チェックマークをつけずに全部読み込むボタンをタップして、一旦iPad側に読み込ませ無ければ何もできない（削除以外）
仕様のようです。これは少し残念...ですね。
せめて、拡大ぐらいできれば確認し易かったんですが、このままだとデジカメのモニターよりも小さく表示される...。
ちなみに、転送済みの写真、動画は緑色のチェックマークが付くような仕様になってます。

iPadへの転送は初回時に撮り溜めた画像、動画を一気に転送する場合はそれなりの時間がかかるけど、撮った分をその場でサクッとデジカメから転送する場合はそんなに時間がかからなかった。
ちなみに、転送終了中は何も表示が無くて、最後に転送もとの画像を消すかどうかを聞いてきます。
iPadには転送された画像がまたサムネイルで表示され（これもサイズ変更ができず）、コピーボタンをタッチすると、iPadの中に反映されます。
面白いのは今取り込んだ画像は「最後の読み込み」というアルバム（フォルダー）に類別されること。
でも、このアルバムって自分で名前をつけたり内容を入れ替えたりはできないみたい。
iPhoneOS4みたいに画像を長押しで編集モードに切り替わるかと思って、やってみたけどこれはダメでしたorz。
動画はデジカメが保存したAVIファイルが、そのまま取り込めました（ちなみにサムネイルではビデオのマークが付きます）。
しかし、当然のようにSDカード上から再生はできないので、ファイルの内容確認はできません。
iPad上での動画再生は滑らかで、美しいです。写真も画面いっぱいに表示されて、なかなか綺麗に表示されます。
うん、これだけでも買った甲斐があったと納得。
写真、動画のビューワーはスライドショー表示ができ、BGMに音楽ファイルが鳴らせるのは良いけど、動画ファイルが混じっているとそこで音楽が止まって動画が再生される仕様はちょっと...。
スライド動作も切り替えタイミングとかの細かい設定ができないので、あくまでオマケ的なソフトみたい。
アルバムの編集できないのも残念なところ。
もっと高機能のソフトを探す必要がありそうだと感じました。

で、せっかくSDカードが挿し込めるのでどんなファイルが読み込めるのか、PCのファイルも読み込めるのかが気になって試してみました。

MP3音楽ファイル　・・・×
QuickTime　　　　・・・×
PDFファイル　　　・・・×
PNGファイル　　　・・・×
GIFファイル　　　・・・×

なんか全滅だなあ。不思議とPCで加工したJPGファイルも読めなかったのは、今とのところ理由が不明です。JPGでも色々と違いがありそうだけど、そこはあまり詳しくないので引き続き調査をしようっと。
結局、この接続キットはカメラからのデータの取り込みにしか使えないのかなぁ。
（たぶん脱獄という荒業を使えば出来る可能性があるけど、少なくとも当面は標準iPadを使ってみたいので^_^;）

あっ、もう一個のUSB接続キットのレポートは、次回に続きます。

でも、このでっぱりがちょっと不安。どこかにぶっつけると壊れそうだよ。この接続方法Appleらしくなく、全然スマートじゃないなぁ。